中学の進路相談で「スナックをやりたい」 21歳で開業した新米ママの6年 (2/7ページ)


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 「スナックブーム」とはいえ……

 近年では芸人・玉袋筋太郎氏はじめ、各界のスナックファンたちもスナックを盛り上げようと立ち上がっている。最近では首都大学東京の谷口功一教授(法哲学)をはじめ、著名学者らが本業の合間にスナックを本気で研究した『スナック研究序説 日本の夜の公共圏』(白水社)なる著書まで出版し、一種のブームになっている。

 ただ、高度経済成長下の日本ならいざ知らず、スナックが飲み会の2次会、3次会の定番場所であったのは今や遠い昔。経営者であるママらは高齢化し、先輩が後輩を飲み屋に連れていくという文化も希薄となったいま、顧客までも高齢化している。若者のなかには「何やら怪しい場所」というイメージが定着し、スナックという業態は衰退の一途にあるのが現実だ。なぜスナックなのか。

 「じつは中学生の頃から地元・大森で焼き鳥屋のバイトをしていました。そこでいろんな方と出会う機会があり、社会勉強としてスナックにも連れていってもらって。大森には昔からスナックが多くて当たり前のように目にしていたけど、店に入ったのは初めてでした」

 中学生だった彼女がスナックという場所で目にしたものは何だったのか。

 「最初はオジサンの来る場所だと思って怖かったんですけど、そこでは別々に来たお客さん同士が会話したり、歌ったり、無邪気に笑いあっているんです。それを温かい目で見守りながら、時に冗談を挟むママがいて、一緒に楽しんでいる。つられて私も楽しくなってきて『なんだこの場所は』と衝撃を受けました。同時に、私もこんな店をやりたいと思ったんです」

学校の進路相談で「スナックをやりたい」と打ち明け…

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