【産経女子特区】産後の女性社員が恐れるマミートラック 出口はどこに? (5/6ページ)

産後の女性社員が恐れるマミートラック出口はどこに?
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  • マミートラックに入らないよう、出産後の働き方を考える尾下知央さん(右)と夫の俊介さん
  • 特定社会保険労務士の新田香織さん
  • 育休後コンサルタント山口理栄さん

専門家からのアドバイス

 育児休業後の働き方に詳しい専門家に、マミートラック真っ最中の社員と、雇用する企業に向けて、それぞれアドバイスを聞いた。

 ◇育児中の社員は「上司に意欲PRを」 

 育休後コンサルタント、山口理栄さんの話「育休後、負荷の軽い仕事になり『もっと働ける』『もとの仕事に戻りたい』と悩む人は、仕事への意欲や意思を上司に伝えることだ。しかし家事も育児も自分だけではパンクしてしまう。パートナーや家族、専門サービスなど生活面のサポート体制を整えることが先決だ。また、上司に意欲を伝えるときは、客観的に分析し、『わがままではなく、職場がよりよく回る』と前向きな理由と姿勢を示すことが大切だ。自分だけでなく、チーム全体の成果を上げるために、周囲と仕事をどう分担するか、という気持ちを持つといい。中長期的なキャリア展望を持ち、通常勤務に戻るための準備も進めよう」

育児中社員へのアドバイス 5カ条

・計画的・段階的に通常勤務に戻していく

・できる仕事は率先して引き受ける

・昇進・昇格の意欲を上司に伝える

・あせらない、諦めない

・育児中の「借り」は将来「返す」つもりで中長期的な展望を持つ

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