大阪北部地震で浮かび上がった「想定外」 鉄道、帰宅困難、ライフライン…学ぶべき教訓は (5/5ページ)

 復旧の際はガス栓の開閉時に全戸を訪問するほか、地中のガス管など安全を調べる必要がある。今回、その作業の原動力になったのは、ガス事業者間で結んでいる協力体制だ。今回も各地のガス事業者から応援が寄せられ、最大約5千人で対応にあたった。

大阪北部地震被害表

大阪北部地震被害表

 懸念されるのは、大阪を含めて広域の被害が想定される南海トラフ巨大地震で、この体制が組めるかどうか。同地震は今後30年間で70~80%の確率で発生すると予想されており、担当者は「今回の経験を振り返り今後の対策に取り組んでいくしかない」と話した。