自分のやっていることが、ボランティアなのかと聞かれたら、よくわからないと答えるしかない。唐桑の未来を唐桑の人たちと一緒に見たい。その思いで唐桑に通っている。そのためにまた私は唐桑へ帰る。(フェリス女学院大学 田中葵)
【本の紹介】
「ボランティア奮闘記」は、SANKEI EXPRESSに1年余りにわたって掲載された「ボランティア被災地通信」を編集。ボランティア活動を通じて若者たちが感じた思いや心の変化、感謝の気持ちなどが描かれている。被災地に対する息の長い支援活動だけでなく、多くの若者がボランティアに参加するきっかけとなる一冊である。日本財団広報グループ編集。木楽舎。945円。