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【食品偽装表示】揺らぐ「おもてなし」 やっと本腰 (4/5ページ)

2013.11.12 10:12

 「ホテルの調理場は(表示と)全然違う食材を使っている」。食品ジャーナリストの郡司和夫さんは、虚偽が発覚したホテルで3年前まで働いていた元社員から“告白”を聞いたことがある。

 なぜ今になって、相次ぎ公表したのか。ホテルオークラなどは、今年6月に東京ディズニーリゾートのホテルが虚偽表示を発表した後、内部調査で判明したと説明する。

 これに対し、郡司さんは07年に大阪市の料亭船場吉兆が消費期限切れ菓子を販売するなどして問題となったことに触れ「なぜあの頃、見直さなかったのか。経営陣も知っていたはずだ」と批判する。「『どうせばれない』と思った確信犯。日本の食文化が問われる。客をなめきって『おもてなし』はない」

 アレルギー

 健康への影響も懸念される。アレルギーの子供を持つ親でつくるNPO代表の今村慎太郎さん(33)は「成型肉を作る際の接着剤には乳成分などが含まれ、知らずに食べるとアレルギーを起こす恐れがある」と話す。

法律を守らせていない行政の責任

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