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「暮しの手帖」という貴重な良心 花森安治が貫いた手づくりの編集制作力 松岡正剛 (4/5ページ)

2013.11.25 18:00

SANKEI_EXPRESS__2013(平成25)年11月24日付(13面)

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  • 【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)
  • 【BOOKWARE_松岡正剛】BOOK_MEETS_BOOK

 【KEY BOOK】「一銭五厘の旗」(花森安治著/暮しの手帖社、2415円)

 昭和43(1968)年、花森は「暮しの手帖」一冊まるごとつぶして「戦争中の暮しの記録」を特集した。戦争時代の生活記録がないことに業を煮やしてきた花森の、乾坤一擲だった。116万部が売れた。翌年、雑誌は創刊百号を迎えたが、花森は旅先で心筋梗塞で倒れた。意を決した花森は「武器を捨てよう」「戦場」「国をまもるということ」「無名戦士の墓」「見よ ぼくらの一銭五厘の旗」などを次々に書いた。本書はそれらをまとめたものである。読売文学賞を受けた。これらのなかで花森が問うたのは「自分と国とのあいだの貸し借りにケリをつける」ということだった。そのうえで戦後日本が町に歩道橋をつけたときに、戦争に代わる過剰を犯したと告発した。

「暮しの眼鏡」

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