参院特別委は4日、さいたま市で地方公聴会を開催したが、共産党以外の野党は与党の議事運営に反発し、参加しなかった。
≪割れる野党 会期内成立へ与党強気≫
今臨時国会は最終盤を迎え、特定秘密保護法案をめぐる与野党の攻防は12月4日、激しさを増した。法案成立に向け強気の姿勢を崩さない政府・与党に対し、慎重審議を求める野党側は足並みをそろえて反発。だが、抵抗勢力の度合いを強める民主党に対し、日本維新の会は安倍政権にもともと近く、みんなの党は急接近中。その光景は党首討論でもクッキリと表れた。
党首討論 白熱の終盤国会
4日夕、東京・JR有楽町駅前。野党7党の幹部が集結する中、民主党の海江田(かいえだ)代表は特定秘密保護法案について「私たち7党は若干の違いはあるが、しっかりスクラムを組んで明日、明後日の間に強行採決させない」と声を張り上げた。
だが、野党各党の違いは「若干」とはとても言い難い。党首討論で海江田氏が特定秘密保護法案を批判すると、首相は猛反発。2010年に起きた尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の中国漁船衝突事件の映像公開を民主党政権が拒否したことを引き合いに「そもそも出すべきビデオを出さなかった。まずそれをはっきり申し上げておきたい」とやり返した。