ルールを強化
国内でも、米軍の機密を扱う防衛省には「漏洩への強い罰則がなければ(他省庁と)共有できない」(幹部)との不安があった。省庁間の相互不信が消えないまま安保局に情報を出し渋れば政策判断に必要な情報が集まらず、NSCは機能不全に陥りかねない。
別の側面もある。首相は党首討論で2010年の中国漁船衝突事件の映像を「秘密」扱いした民主党政権の対応について「今までルールもチェックもなかった。オープンにすべきものがオープンにされなかった」と批判した。
すでに恣意(しい)的に秘密が隠されてきたといえるだけに、その時々の政権の影響を排除するためにも秘密の指定や解除に関するルールづくりが必要だった。公開すべき情報は公開する-。これまでなかったルールが整うことになった。(SANKEI EXPRESS)