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まろやかビーフのうまみと濃密ソース 東京・浅草 「シチューの店 フジキッチン」 (3/4ページ)

2013.12.12 14:25

お皿の真ん中には堂々の牛バラ肉。つやつや輝くソースをかけて。名物料理ビーフシチューは著名人の舌もうならせる。

お皿の真ん中には堂々の牛バラ肉。つやつや輝くソースをかけて。名物料理ビーフシチューは著名人の舌もうならせる。【拡大】

  • 東京・浅草「シチューの店_フジキッチン」三代目の上原章さん(左)と、満江さん=2013年12月2日、東京都台東区(津川綾子撮影)

 濃密なソースができるまで、実に丁寧な手仕事の連続だ。まず牛バラ肉から、大量の脂身を除く。下ゆでし、皮をむいた牛タンとともに、バラ肉の表面を軽く焼き、大きな寸胴鍋で赤ワインとトマトピューレで煮ること、8時間。肉は鍋から取り出し、翌日の食材に。煮汁はソースの土台になるため、繰り返し、肉を煮ては取り出して漉(こ)し、次の日も肉を入れ…。そうして1週間かけて、ようやく「ソースのもと」ができあがる。

 このソースのもとに、とろみづけで加えるルーは小麦粉をオーブンでゆっくり数時間、焼いた自家製。バターや油は使わない。ソースが鍋に余れば、さらに煮詰め、濃厚な仕上げ用ソースに仕立てる。「シンプルに作っているぶん、手間暇を省くといけないね」と上原さん。手間と時間をかけることで、一つの寸胴鍋から多層的に肉のうまみを引き出していた。

ガイド:シチューの店 フジキッチン

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