財団代表の高屋友明さん(42)は「お店が主体のラーメンなどと違い、うどんは地域中心。国内外の人たちが数多く訪れる京都の地で、うどんの魅力をさらに広めたいと考えました。開店までに約3カ月間、各地のうどんを食べ歩きました」と振り返る。
現在、自らの“舌”で厳選した三十数種類のうどんを提供している。「それぞれの味をそのままに」の信念で、産地直送の材料を使い、現地の味に近づけるよう努力している。
定番から変わり種、さまざま
こうした地道な取り組みが実り、各県の関係者らが味見に訪れ、味のグレードアップに協力してくれることも。評判を聞きつけ、各地の売り込みも増えているという。
お薦めは、やはり京懐石とご当地うどんが味わえる「うどん懐石」だ。そうめんのいくら金山寺ワサビ乗せをはじめ、ゴマ豆腐、万願寺トウガラシのゼリー寄せなど“京の香り”が膳に盛られた逸品。しかも興味のあるうどんを選べるだけに、舌もおなかも納得だ。