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7年後の東京にはAKIRAはいるのか 本年最後のブックウェアを飾る大友克洋 松岡正剛 (2/5ページ)

2013.12.29 15:30

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

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 その後、『AKIRA』は劇場版のアニメとなって世界の映像作家たちに激震を走らせ、SF界にも「大友以前・大友以降」と言わせるようになった。大友自身も、映像作家とマンガ家の人生をリバースエンジニアリングする“クリエイティブ装置”になって、『スチームボーイ』や『蠱師』の制作を手掛けた。

 さて、『AKIRA』の筋書きは下欄を見ていただくとして、読者がきっと興味津々になるだろうと思われるのは、この物語が2020年の東京オリンピックに向かってネオ東京の狂乱を描くというふうになっていることだ。大友がこれを構想着手したときは、35年後の東京は不確実きわまりないと見たからであろう。

 かつてアーサー・クラークとスタンリー・キューブリックが『2001年宇宙の旅』を構想し、制作したときも、おそらく近未来の異常はせいぜい数十年でおこると予想されたのである。諸君は、そんなこと、おこらなかったじゃないかと言うだろうか。ぼくにはHALもAKIRAもすでにわれわれをとっくに冒していると思われる。

「AKIRA」1・2 2019年、東京湾上にネオ東京が建設

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