2011年1月14日、インドネシアから防衛省に寄贈されたスディルマン陸軍大将(1916~50年)の銅像の除幕式後、像の前で握手する北沢俊美防衛相(当時、右)とインドネシアのプルノモ国防相。将軍は大日本帝國陸軍から不屈のセイシン(精神)を学び、インドネシアの独立戦争を戦い抜いた(防衛省提供)【拡大】
日本がもたらした“DNA”で自信を付けたインドネシア。自信を付けようと“DNA”を断ち切ったはずが、自信が持てない韓国。2体の像に、大人と子供ほどの成長の違いを感じる。
叩き込まれた「三訓」
インドネシアは17世紀以降350年にわたりオランダの過酷な植民地支配に苦しめられた。徹底した愚民政策で、利用価値のある一部を除き教育・医療を受けさせず、私有財産も認めない。集会やイスラム教の信仰も禁止した。
ところが1942年、帝國陸軍はわずか9日間でジャワ島の聯合軍を降伏させ、圧政より解放した。現地の人々は日本の将兵が自分たちと同じ小柄で、同じ肌の色であることに驚く。12世紀以来の言い伝えを噛み締めた者も数多(あまた)いた。
《外部より侵入した白い人間に支配される時代が続く。その後、北から黄色い人間が来て、白い人間を追い払う》