2011年1月14日、インドネシアから防衛省に寄贈されたスディルマン陸軍大将(1916~50年)の銅像の除幕式後、像の前で握手する北沢俊美防衛相(当時、右)とインドネシアのプルノモ国防相。将軍は大日本帝國陸軍から不屈のセイシン(精神)を学び、インドネシアの独立戦争を戦い抜いた(防衛省提供)【拡大】
もっとも終戦4カ月後、独立を焦る余り、一部組織が日本の陸軍将兵・国民を一方的に虐殺し武器・食料を略奪した。帝國陸軍は抑止のため、極めて抑制的な報復攻撃を加えた。この時、多数の無辜(むこ)のインドネシア人が巻き添えになったが、インドネシア側は後に複数の検証により自らの非を認めている。
片や嫉妬に狂う国
歴史・真理を冷静に見極められる姿勢は今も変わらぬ。1990年代に突如浮上した“インドネシア人慰安婦”問題では、日本の左翼系弁護士らに焚きつけられた策動だと看破し、政府もメディアも弁護士らに不快感を持った。2007年の防衛庁省昇格では、国防相が歓迎し「日本国憲法第9条改正」にまで賛同。「自国防衛を強化して、米国に委ねる度合いを減らしつつ…」などと、独立を自ら掌中に収めた誇りさえ垣間(かいま)見せた。
集団的自衛権行使や憲法改正による国防軍保有にも13年、安倍晋三首相(59)と会談したスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領(64)がこう言い切った。