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【軍事情勢】インドネシアと韓国の「品格の差」 2体の像に滲み出る矜恃 (6/6ページ)

2014.1.12 08:30

2011年1月14日、インドネシアから防衛省に寄贈されたスディルマン陸軍大将(1916~50年)の銅像の除幕式後、像の前で握手する北沢俊美防衛相(当時、右)とインドネシアのプルノモ国防相。将軍は大日本帝國陸軍から不屈のセイシン(精神)を学び、インドネシアの独立戦争を戦い抜いた(防衛省提供)

2011年1月14日、インドネシアから防衛省に寄贈されたスディルマン陸軍大将(1916~50年)の銅像の除幕式後、像の前で握手する北沢俊美防衛相(当時、右)とインドネシアのプルノモ国防相。将軍は大日本帝國陸軍から不屈のセイシン(精神)を学び、インドネシアの独立戦争を戦い抜いた(防衛省提供)【拡大】

 「完全に合理的な考え。防衛力を持った日本は地域安定のプラスになる。全く賛成だ。何の問題もない」

 靖国神社参拝でも大統領は「国のために参拝を行うのは当然」と明言する。韓国との違いはどこから来るのだろう。インドネシアの閣僚が1957年、岸信介(きし・のぶすけ)首相(1896~1987年)に伝えた言葉に答えを見付けた。

 「日本が米・英・蘭・仏を面前で徹底的に打ちのめしてくれた。白人の弱体と醜態ぶりをみて、アジア人全部が自信を持ち独立は近いと知った。一度持った自信は決して崩壊しない。日本が敗北したとき、これからの独立は自力で遂行しなければならないと思った」

 なるほど。「アジア」ではない南米スリナムは、インドネシアの独立宣言後30年もたってオランダから独立した。しかし「アジア」には「独立に関し、一度も自信を持てない」国、「独立を自力で遂行できなかった」国も在る。

 韓国。

 《歴史の不完全燃焼》は嫉妬に狂う炎となり、国家の品格・矜恃まで焦がしている。(政治部専門委員 野口裕之/SANKEI EXPRESS

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