大手電機メーカーが、スマートフォンやインターネットに接続して使う「スマート家電」を相次ぎ投入している。外出先で冷蔵庫に残っている食料品を調べたり、帰宅前にエアコンで部屋を暖めたりできるのが特長だ。
スマート家電は2012年、パナソニックが白物家電の上位機種に投入。機能を絞った「ジェネリック家電」との価格競争に巻き込まれたくないとの思惑から、東芝など他の大手各社が追随した。
家電のスマート化は調理器具などに拡大。ネットから天気の情報を取得して自動で運転する洗濯乾燥機なども研究されており、さらに進化しそうだ。
掃除機からメッセージ
東芝は13年9月から冷蔵庫や洗濯機、エアコンでスマート家電を本格的に発売。有料の会員サイトに登録すれば、洗濯の完了時にメールを受け取ったり、消費電力をスマホで確認したりできる。
先行したパナソニックは調理器具などに対象を拡大。非接触技術「FeliCa(フェリカ)」に対応したスマホにネットから料理のレシピを取り込み調理器具にかざすと、その料理に最適な火力などを設定する。