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本棚は壁ではない。世界の入口だ。 今年は本棚をつくる読書の方へ 松岡正剛 (1/5ページ)

2014.1.14 18:30

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)【拡大】

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 【BOOKWARE】

 この写真の掛軸は、ぼくの書を事務所スタッフの和泉佳奈子が表具したもので、いっとき松丸本舗の入口のガラスケースに掛けられていた。濃墨・淡墨2種の墨で「本」という旧字を遠近重ね気味に書いた。この写真では、それをカメラマンの小森康仁が井寸房に正月設えに見立てて飾っている。

 井寸房は「せいすんぼう」と訓(は)む。ここは、ぼくが仕事場にしている赤堤通り沿いの編集工学研究所と松岡正剛事務所が入っているビル(ISIS館)の1階玄関口のスペースで、来客は入ってすぐにこの白木の本棚が組み上がった井寸房で待っていただくことにしている。井戸を下から上に見上げたような光景であること、われわれはしょせん井の中の蛙ですといった意味をこめて名付けた。

 設計施工をしてくれたのは京都三角屋の三浦史朗君で、本格的な数寄屋造りの構匠である。その三浦君に前代未聞の本棚を組み上げたい、ついては幾つかの本棚寸法を言うので、それを自在に組み立てていってほしい、途中に隙間もつくってほしいと注文した。すばらしい木工本棚世界が出現した。

 世の中の本棚というもの、たいてい既存の出来合いを買ってきて済ませているようだ。図書館や書店は特注だが、それでもほとんどが同一規格が多い。書斎もそうである。せっかくの個人蔵書がホームセンターで買ってきたような本棚に並ぶ。並び方にも工夫がない。これではあまりにもったいない、つまらない。

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