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本棚は壁ではない。世界の入口だ。 今年は本棚をつくる読書の方へ 松岡正剛 (2/5ページ)

2014.1.14 18:30

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)【拡大】

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 読書はのんべんだらりとしたものではない。最低でも「読前・読中・読後」という3段階がある。どの本を求めたいのか、そのため書店やアマゾンでどういうふうに本を探すのか。ここにすでに「読前読書」という段階が始まる。選書もまた読書なのだ。ついで、何かの本を1冊か数冊を入手するのだが、これを積ん読するか、ちゃんと読むかはべつにして、読み始める。これが「読中読書」だ。ふつうはこの段階だけを「読書しました」と名付けている。でも、これでは終わらない。その本を自宅か仕事場の本棚に置く。では、それはどこに置くのか。まさかアルファベット順ではあるまい。買った順でもないだろう。そこにはなんらかの工夫がある。ここに「読後読書」が継続していくわけなのだ。積ん読の場合も、床なんかにバラバラに置いておかないほうがいい。

 このように、どんな1冊の本だって、われわれの手元に近づいてきたときからというもの、いろいろ旅をするものなのである。本棚というのは、その本が通過する駅のプラットホームであり、百代の過客のための宿屋であり、また自分でつくりだす個人商店の店先なのである。

本はつねにパラテキストを提供している

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