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本棚は壁ではない。世界の入口だ。 今年は本棚をつくる読書の方へ 松岡正剛 (4/5ページ)

2014.1.14 18:30

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)【拡大】

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 【KEY BOOK】「快楽の本棚」(津島佑子著/中公新書、798円、在庫なし)

 ぼくは津島佑子の読書力や読書指南力を信用している。本書で彼女が強調しているのは、読書は「自分の言葉から解放される」ことであり、そのことによって「新たに自分という生命の姿と形に出会える」ということだ。そのためには、まず本棚から勇気をもって危険な1冊を手にしてしまうことなのである。本書にモーパッサンの『ベラミ』、ロレンスの『チャタレー婦人の恋人』など、危険な香りのする作品が並ぶのは、そういう意図だ。とくに女性は参考にされたい。

 【KEY BOOK】「オバマの本棚」(松本道弘著/世界文化社、1365円)

 この本はちょっと変わっている。英語の達人の松本道弘がオバマの数々の演説の内容や片言隻句から逆算して、オバマの本棚はこんなふうになっているだろうと予測したものなのだ。浮上した本は『リア王』からマリリン・ロビンソンまで、マルコムXからビリー・ホリディまでいろいろだ。このように他人の本棚を想像してみるのは、たいへんおもしろい。ぼくは職業柄、たくさんの人物の書棚や書庫を覗かせてもらったが、それが今日のぼくの読書感覚を育ててくれた。

「本棚の本」

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