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本棚は壁ではない。世界の入口だ。 今年は本棚をつくる読書の方へ 松岡正剛 (3/5ページ)

2014.1.14 18:30

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)【拡大】

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 本は、その1冊ずつに、著者・編集者・装丁者・写真家・販売部がかかわって、本文、タイトル、副題、目次、中見出し、帯文句、図版、写真、索引などという充実したコンテンツとメッセージとアイテムが、みごとなバランスとアドレスで収納されている。読書とはこれらすべてにかかわることなのだ。ジェラルド・プリンスやノースロップ・フライといった現代アメリカを代表するリーディング・フィロソファーたちは、このことを「本はつねにパラテキストを提供している」と言った。パラテキストというのは、本のコンテンツは本文だけでなく、タイトルから索引にまで及んでいて、それらは他の本とも並行的につながっているという意味だ。

 諸君、今年はひとつ、自分の仕事場と自宅の本棚の大胆な改変にとりくまれるといい。きっと気分がめちゃくちゃ高揚するだろう。

 【KEY BOOK】「10代の本棚」(あさのあつこ編著/岩波ジュニア新書、861円)

 作家のあさのあつこは10代の少年少女に一番奨めたいことは、「本棚で世界に出会う」ことだと言う。本棚は壁ではなく、たくさんの扉がついている入口群なのだと言う。本書はそういう10代に向けて、石井睦美・川端裕人・中井貴恵・前田司朗ら13人の作家やライターが本をガイドした。それぞれ独特の出会いを綴っているが、共通するのは「好奇心」こそが読書推進するエンジンだということだ。本棚は好奇心の見本帖なのだ。

「快楽の本棚」「オバマの本棚」

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