金氏の発言は、1990年代に「核兵器を有するソ連に日本は敵わない。従って非武装中立を目指し、もしソ連が侵略してくれば白旗と赤旗を掲げて降伏すれば、被害は大きくならない」といった主旨の“思想”を披露した日本人教授に通じる。
李被告の方は、日本の多くのメディアや日教組の論調にも似る。韓国・全国教職員労働組合の“歴史観”によると、韓国は「米帝が親日派を利用して創った」。その上でこう断じる。一部は当たらずとも遠からずで、痛いところを突く。
「南朝鮮初代大統領の李承晩(イ・スンマン、1875~1965年)は日本と戦わなかった。北朝鮮初代国家主席の金日成(キム・イルソン、1912~94年)は独立戦争の英雄で、民族史の正統後継は南ではなく北朝鮮」
国家・民族・文化をジワジワと貶(おとし)め、まずは空虚な抜け殻(無機質)化を謀る点で、日韓極左の非公然部隊の謀略には共通部分もある。しかし、韓国の公然部隊は端(はな)から武力で国家を転覆させ、北朝鮮に引き取ってもらうべく策謀しており、日本の公然部隊のように、便宜的に狂信性を抑えはしない。