青山限定のテディベア。耳の白タグは限定品の証しだ。右は「テディベア_青山」(3万3000円)、手前は「キーリング_テディベア青山」(2万2000円)。イエロータグは「クラシックテディベア_1909ブロンド_25cm」(2万3000円)【拡大】
初上陸ベビー服や和風キャラ
1階フロアに入ると、新作から定番まで豊富に取りそろえたテディベアのぬいぐるみのほか、日本初上陸の愛らしい子供服がずらり。陳列ケースの中には、2頭身の白い招き猫のぬいぐるみが、大きな小判を大事そうに片手に抱えて笑顔で手招きをしていたり、きらびやかな紫色の和服を着た白いテディベアが背筋をピンと伸ばし、口を真一文字に結んで、中空を見上げていたり-と、日本人が好みそうなキャラクターも目に付いた。
「ぬいぐるみ」誕生
1階の奥にあるらせん状の階段に足を向けると、壁には大きな創業者たちの写真とともにブランドの歴史について説明が記されていた。それによると、創業したのは、南ドイツの小さな街、キンゲンで生まれたマルガレーテ・シュタイフ(1847~1909年)という女性。1歳のとき、小児まひにかかった結果、右手と両足が不自由となり、車椅子で一生を過ごしたという。両親は「自立できるように」と学校に通わせ、裁縫もマスターさせた。親の意をくんだマルガレーテは20代のとき、姉2人とミシンを購入し、自宅で裁縫店を開業。シュタイフ社の前身「フェルト・メール・オーダーカンパニー」を設立して、女性や子供服の販売を手がけていた。