サイトマップ RSS

「鬼は外、福は内」のほんとうの意味 今日の日本での「鬼の正体」と「福の実体」って何? 松岡正剛 (3/5ページ)

2014.2.2 17:00

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)【拡大】

  • 【BOOKWARE_松岡正剛】BOOK_MEETS_BOOK

 【KEY BOOK】「鬼の研究」(馬場あき子著/ちくま文庫、798円)

 日本の鬼をめぐる民俗学および文化史について綴られた名著。著者は有名な現代歌人だが、この本では百鬼夜行とも言われた都大路に出現するさまざまな鬼をとりあげて、日本人の想像力の及ぶところをさぐった。実は恐怖心、畏怖、憎しみ、奇形なるもの、情念の深さ、成長しすぎた魂、死者の変貌、餓鬼の姿、嫉妬心など、そのいずれもが鬼だったのである。すなわち鬼はわれわれの内側にもいるものなのだ。何度でも読み返したい本である。

 【KEY BOOK】「鬼の日本史」上下(沢史生著/彩流社、各3059円)

 そうとうに興奮できる本だ。日本神話や各地の祭りに出没し、また異様な物語として伝えられてきた多くの「鬼」たちを、まことに大胆な推理によって説いている。日本のマイナーな神々を知るうえでも秀れた展望を提供する。ぼくはかつて「千夜千冊」834夜で絶賛しておいた。本書には東北のアラハバキから節分の鬼まで、山神や天狗から童謡「かごめかごめ」の正体まで、興味つきない話が次から次へと繰り出される。これを読まない手はない。

「酒呑童子異聞」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ