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【ジャンプ】竹内 難病に耐え「夢」つかんだ (2/4ページ)

2014.2.19 06:40

ジャンプ男子団体で銅メダルを決め、涙をぬぐう葛西紀明(右)。左は難病を抱えて出場した竹内択(たく)=2014年2月17日、ロシア・ソチ(古厩正樹撮影)

ジャンプ男子団体で銅メダルを決め、涙をぬぐう葛西紀明(右)。左は難病を抱えて出場した竹内択(たく)=2014年2月17日、ロシア・ソチ(古厩正樹撮影)【拡大】

  • ジャンプ団体。2本目のジャンプを終え、声援に応える清水礼留飛(れるひ)=2014年2月17日、ロシア・ソチ(大里直也撮影)
  • 2014年ソチ冬季五輪会場。競技は、ロシア・ソチの市街地から約40キロ南東にある黒海沿岸の「アドレル」と、アドレルから約45キロ離れた山岳地域の会場「クラースナヤ・パリャーナ」の2カ所で実施。(C)Google
  • ロシア・ソチ市と、クラスノダール地方
  • ソチ五輪(冬季)=2014年2月6日~2月23日、ロシア・ソチ

 父の言葉後押し

 背中を押したのは家族だった。父の亨さん(51)は病室に1枚の写真を貼った。ワールドカップ(W杯)で2位に入り喜んでいる竹内の写真を拡大印刷し、その胸元に「金」と書いた丸い金色の紙を貼り付けたものだ。「普通ならやめた方がいいと言うところ、父は『お前ならできる』と言ってくれた」と奮い立った。

 言い訳に聞こえるのを嫌い、メダルが取れなかったら病名を公表しないつもりだったという。だが、2回のジャンプをしっかり決め、3位入賞に大きく貢献した。

 現在は治療薬で症状を抑え、その影響で筋力は落ちている。また、薬の量を減らしていく段階で再び発症する恐れもあるという。それでも、竹内はこの病と付き合いながら競技を続けていく意向だ。「同じ病気の人に元気を与えられたらいい」。発疹の残る顔で次回2018年平昌五輪での金メダル獲得を誓った。(宝田将志/SANKEI EXPRESS (動画))

オーストリア・ハンガリー帝国の軍人、レルヒ少佐

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