アッコちゃんが仙台の大学に通ってまもなく、摂食障害で練習を休んでいるということを知ったときはすごくびっくりしたのを覚えています。連絡を取る機会はなかったのですが、心配していました。
アッコちゃんが競技に本格的に復帰してきたころ、私は2006年トリノ五輪を目指して奮闘中。アッコちゃんはまだ調整中でしたが、私はまさに勢いに乗っている状態でした。アッコちゃんのお母さんから「ゆかりちゃんを見て、アッコが悔しがっている」という話を聞いたことがあります。
変わらぬ勝負強さ
そして、バンクーバー五輪の代表争いが佳境に入るころ、アッコちゃんは小さな大会からコツコツと実績を積み上げ、ついに世界のトップを争うスケーターになっていました。昔と変わっていなかったのは、「勝負強さ」です。身長はそれほど高くないのに、スピードがあり、体全体を使った演技には、躍動感がありました。