「酒のさかなとしても楽しんでいただけます」。店名の「豆」は「豆皿懐石」をさし、「寅」はお酒をさす。「お酒に酔った人のことを“虎”といいますよね。お酒に合う豆皿料理の店です」。一口のぜいたくを極めるのだ。
3月になると、「焼きタケノコ」が登場する。一足早く、焼きたてのあつあつをいただいた。
「こちらは、懐紙に包んでハンバーガーのように豪快に召し上がってください」。たっぷりの木の芽と一緒にガブリ。ほくほくしたタケノコの食感、木の芽と燻された竹の香りが相まって絶妙のハーモニーを醸し出す。新鮮な食べ方だ。これはクセになりそう。「旬のものはドンっと思う存分楽しんでいただきたいんです」と木村さん。