【TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)閣僚声明骨子】
・最終的な協定に向けて前進した
・幾つかの論点が残っているが、包括的でバランスの取れた成果に向け、課題を解決するための道筋を付けた
・広範な2国間会合を通じ、市場アクセスを進展させた
・目標の達成に向け、できるだけ早期に結論を得るため努力
【重要5項目の現状と想定される影響】
<コメ> 関税なしで輸入する「ミニマムアクセス(最低輸入量)」の日本の仕組みは維持し、米国からの輸入を増やす案が政府内で浮上
<麦> 政府が一元的に輸入する日本の「国家貿易」の仕組みを維持し、米国などからの輸入を増やす案が政府内で浮上
<牛・豚肉> 米国、オーストラリアなどが関税引き下げを求め、引き下げは避けられない情勢。輸入肉が激しく競合し、畜産農家の生産に影響する恐れがある。関税収入減で畜産農家の支援事業見直しも
<乳製品> 米国やニュージーランドなどが日本への輸出拡大を狙っており、一部の品目で関税撤廃に追い込まれる可能性も
<甘味資源作物> 米国も交渉の中で関税撤廃の例外にしたい思惑を持ち、関税維持の公算が大きい