少なくとも1つのグループは駅前の広場に設置された臨時待合所に乱入し無差別に襲撃。広場のほかの場所でも襲いかかり、混乱した多くの市民らが駅舎の1階にある乗車券売り場に逃げ込むと、追いかけてきた犯行グループが逃げ場を失った人々をさらに襲った。多くの被害者は頭部や首を狙われていた。
売り場は大混乱に陥り、押し倒される人も。床に倒れたところで頭部を切られた広東省恵州の男性(31)は「犯人はしゃがんでいる人や倒れている人を狙っていた。一人でも多くを殺そうとしていた」と証言。人々が叫んでいたため、犯人の話し声や叫び声は聞こえなかったという。売り場も臨時待合所も一方しか出入り口がなく、逃げにくい構造だったことも被害の拡大を招いた可能性がある。
「管理さらに強化を」
3月2日午後には乗車券売り場は清掃され、血痕などは見あたらなかったが、駅前の広場周辺には約15メートルにわたって大量の血痕が残っており、被害のすさまじさを伝えていた。
近くに住む男性住民は「独立を目指す新疆ウイグル自治区のウイグル族が、近く開かれる全国人民代表大会(国会)の前をわざと狙ったのだろう」と吐き捨てるように語り、ウイグル族の管理をさらに強めるべきだと興奮した様子で話していた。(共同/SANKEI EXPRESS)