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【軍事情勢】トルコを「あっち側」に行かせて良いのか (1/5ページ)

2013.10.13 00:14

 NATO(北大西洋条約機構)加盟国トルコ=土耳古が、中国系防空システム導入に舵を切る。トルコは、イランが欧州を狙い(核)ミサイルを発射する危機に備え、NATOが進めるミサイル防衛網(MD)の拠点の一つ。土中連携は「???」のようで、小欄には少なからず質問が寄せられた。しかし両国は、安全保障関係を過去30年近く着々と築いてきた。トルコをこれ以上“あっち側”に行かせてはなるまい。NATOはMDシステムに「異物」を連接する愚は犯さぬだろうが、裏庭に手を突っ込まれた以上、その希薄な対中警戒心を改める転機とするべきだ。

 30年近い中国との連携

 土国防省は9月、中国から長距離地対空ミサイル・システム紅旗(HQ)9の輸出型FD-2000を導入する方針を発表した。システムは航空機に加え、限定的ながら弾道ミサイルの迎撃能力を有する。

 地対空ミサイル・パトリオット(PAC)3の発射システムを手掛ける米レイセオン/ロッキード・マーチン両社をはじめ欧州やイスラエル、ロシアの企業も2009年以来参戦したが、中国精密機械輸出入総公司(CPMIEC)が落札した。

中国とNATO加盟国初の空中共同演習が実現

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