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【クリミア併合】クリミアで露軍襲撃 ウクライナ首相「軍事段階に入った」 (4/4ページ)

2014.3.20 10:15

  • ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリ(※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、この地域のロシア連邦への併合を宣言した。<親露分離派の地域>グルジア・アブハジア自治共和国、グルジア・南オセチア自治州、モルドバ・沿ドニエストル
  • ウクライナ海軍、ロシア海軍黒海艦隊(司令部ウクライナ・クリミア自治共和国と特別市セバストポリ)。※「ミリタリー・バランス」2014年版などから。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。

 「主権侵害」には敏感

 旧ソ連圏でグルジアの2地域の独立を承認した国はロシアしかない。これは、旧ソ連諸国には現在も多くのロシア系住民が暮らしていることと関係している。

 ロシアと関税同盟を組むカザフスタンやベラルーシでさえも、ロシアのクリミア介入への態度表明は避けてきた。カザフは人口の4分の1がロシア系で、国民の大半がロシア語を使用。他方で中国や欧米との経済関係も重視しているデリケートな事情がある。ベラルーシの独裁者、ルカシェンコ大統領も「主権侵害」には敏感だ。

 ロシアへの接近路線を強めていたキルギスの外務省は(3月)11日、ウクライナのビクトル・ヤヌコビッチ前大統領(63)は「正統でない」と、ロシアとは全く異なる内容の声明を出している。

 プーチン政権は旧ソ連諸国の経済共同体「ユーラシア連合」の結成を目指しているが、クリミア併合が影を落とすのは必至だ。(モスクワ 佐々木正明、遠藤良介/SANKEI EXPRESS

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