初優勝を果たして横綱昇進を確実にし、優勝パレードで万歳をしながら笑顔をみせる大関鶴竜(かくりゅう、中央)。左は十両で初優勝した元小結の豊真将(ほうましょう)=2014年3月23日夜、大阪市浪速区(山田耕一撮影)【拡大】
穏やかな性格だけは変わらず、ファンへの丁寧な対応はもちろん、綱取りに挑む春場所中には連日稽古場に殺到した報道陣にも嫌な顔一つ見せなかった。「みなさんも仕事だから。何も(情報が)とれなかったらね」と気遣う余裕すらあった。その素直な心と平常心がワンチャンスでの綱取りに結びついた。(SANKEI EXPRESS)
■鶴竜力三郎(かくりゅう・りきさぶろう=本名・マンガラジャラブ・アナンダ)モンゴル・スフバートル出身、井筒部屋。2001年九州場所初土俵。05年九州場所新十両。06年九州場所新入幕。12年夏場所で大関昇進。優勝1回、殊勲賞2回、技能賞7回。得意は突き、押し、もろ差し、寄り、投げ。186センチ、154キロ。28歳。
■鶴竜の話「相撲をやってきてよかった。毎日、自分の相撲を取ることだけを考えていた。こつこつやってきたことが、やっと結果として表れた。これからも一生懸命努力して、喜んでもらえる相撲を取っていきたい」