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【世界自転車レース紀行】(13)台湾 吹き付ける強風がドラマ演出 (2/3ページ)

2014.3.24 18:15

第3ステージ、彰化県でのレースを終えて、アジア人最高位の内間康平(日本ナショナルチーム)が、八卦山の大仏殿下で表彰を受けた=2014年3月、台湾(田中苑子さん撮影)

第3ステージ、彰化県でのレースを終えて、アジア人最高位の内間康平(日本ナショナルチーム)が、八卦山の大仏殿下で表彰を受けた=2014年3月、台湾(田中苑子さん撮影)【拡大】

  • にぎやかな街の看板を横目に走り抜ける選手たち。開催期間中、天気は曇りや霧が多かった=2014年3月、台湾(田中苑子さん撮影)
  • 強風が吹き荒れる中で開催された桃園県での第2ステージ。最後は、桃園国際空港に隣接する海軍施設の滑走路を走った=2014年3月、台湾(田中苑子さん撮影)
  • スタート地点に応援に駆け付けた地元の小学生ら。春の台湾とはいえ、風が吹くとまだ寒い=2014年3月、台湾(田中苑子さん撮影)
  • 台湾の海を守ってきた駆逐艦「徳陽」の前を通過する選手たち=2014年3月、台湾・台南市(田中苑子さん撮影)
  • 台湾の人気選手、フェン・チュンカイ(チームガスト)。今大会では3年連続となる山岳賞を獲得した=2014年3月(田中苑子さん撮影)
  • 台湾・台北市、桃園県桃園市、彰化県彰化市、台南市、屏東県屏東市
  • フリーランスカメラマン、田中苑子(そのこ)さん。1981年、千葉県生まれ。2005年に看護師から自転車専門誌の編集部に転職。08年からフリーランスカメラマンに転向し、現在はアジアの草レースからツール・ド・フランスまで、世界各国の色鮮やかな自転車レースを追っかけ中=2011年1月30日(本人提供)

 レースが動いたのは第2ステージだった。朝から海から吹き付ける強い季節風に見舞われて、吹き飛ばされそうになるくらいだったが、コース中盤の山岳で、約30人ほどの大きな先頭集団が形成された。彼らは風を利用して、後続を引き離すことに成功。その後も激しい加速により、ゴールまで約35キロ、桃園国際空港に隣接する海軍施設の周回コースに入ったときには16人ほどの選手に絞られ、彼らが後続に4分36秒ほどの差を付けてゴール。途中でボーナスタイムを獲得したレミ・ディグレゴリオ(フランス、ラポムマルセイユ)が総合首位に立った。

 また16人の先頭集団に唯一アジア人選手として入った内間康平(日本ナショナルチーム)も、この日のステージでアジアンリーダー(アジア人選手最高位)となり、両選手ともここでのリードを最終日まで守り切った。

 ≪日本チーム迎える温かい声援≫

 「ツール・ド・台湾」へは毎年、日本からもチームが参加している。シーズンの序盤、国内のレースがまだ立て込んでいないことや飛行機で3時間ほどというアクセスの良さから、多いときでは日本から3チームほどが参戦する、人気の海外レースだ。

友好的な日台関係が垣間見える大会

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