海自艦の艦尾でなびく旭日旗=2012年10月18日、神奈川県横浜市(河田一成撮影)【拡大】
芸術性に富む究極の意匠
韓国側は旭日旗自体に加え「デザインを想像させる」だけでクレームを付ける。サッカー・体操の日本チーム向けユニホームやサポーターの応援旗だけに限ってもいない。つるし上げられた人物や組織・企業は当初??? 次いで執拗(しつよう)さにゾッとしたに違いない。
ニューヨーク近代美術館展示の芸術作品▽韓国アイドルグループの東日本大震災向けチャリティーTシャツ▽日本のアイドルが発信したツイッター上のデザイン▽英ロックバンドのプロモーションビデオ▽米ミュージシャンのコンサート映像▽英企業のロゴ▽ニュージーランド企業のチョコレート広告▽イタリア製スマートフォンケース▽カナダ人総合格闘家の道着……
並べてみて見えてきた。90年近くも前、ペンシルベニア大学のステンドグラスを手掛けた工芸作家や後のローウィと同様、世界中の感性が、きらびやかで、しかも雄雄しい、動かしがたいライジングサンの芸術性に魅せられたのだ。
実際、帝國海軍の軍艦旗を、海自が《自衛艦旗》として受け継ぐ経緯(いきさつ)は、旭日旗がいかに究極の意匠であるかを物語る。
54年の防衛庁・自衛隊創設前、旗章も全面的に見直される方向となった。まず海自の前身・保安庁警備隊内で広く意見を集め、図案を募集した。学者や画家の意見も聴いたが、軍艦旗復活が大勢だった。