もっとも、新たな負担増はこの先も続く。消費税増税法では消費税率は15年10月に10%に引き上げられる。高所得層への増税も予定されているほか、軽自動車税は15年4月の新車購入分から乗用車の税額が1.5倍の1万800円に上がる。相次ぐ負担増にも失速しない景気の強さを保てるのか、アベノミクスは正念場を迎える。(SANKEI EXPRESS)
【4月以降に予定される税金や社会保障の負担増】
復興特別税………………6月から個人住民税が年間一律1000円増額、10年間
初診料、再診料…………4月から初診料は120円増、再診料は30円増
高齢者の医療費…………4月以降70歳になる高齢者の窓口負担が1割から2割に
高校無償化の所得制限…年収910万円以上の世帯は対象から外れ、年約12万円の負担増
公的年金減額……………国民年金と厚生年金の支給額が4月から0.7%減り負担増に