今回の日朝協議を受け安倍晋三首相は(3月)31日の自民党役員会で「拉致問題をしっかり進めないといけない」と決意を示した。首相は今後も「対話と圧力」で対北朝鮮外交に臨む方針だ。
ただ、拉致問題の進展に向けた青写真は描けそうにない。北朝鮮が2008年8月に約束した拉致被害者の再調査がその後一方的に破棄された経緯からも、北朝鮮の出方は不透明だ。(北京 山本雄史/SANKEI EXPRESS)
≪被害者家族評価「歓迎する」≫
日本と北朝鮮の外務省局長級による公式政府間協議で日本人拉致問題の議論が継続となったことを、拉致被害者の家族は3月31日、「歓迎する」と評価し「みんなが元気なうちに解決しないと意味がない」と一日も早い被害者の救出を願った。
家族会代表で、田口八重子さん=失踪当時(22)=の兄、飯塚繁雄さん(75)は「歓迎する」と述べた。埼玉県内の勤務先で取材に応じた。