片づけも覚えてもらいたい
kaz*とnov*(ノーヴィー)の2人の女性デザイナーが手がけるgg*は子供たちの安全に気を配って、表面の仕上げ剤にミツバチの蜜蝋(みつろう)から作ったワックスを使用。主にドイツ産のブナ材を使い、木の風合いが感じられるよう、木目がうっすら見える塗装に。「おもちゃには布のバッグ(ケース)をつけています。お出かけのときに入れたり、お片づけも覚えてもらいたいと考えました」
kiko+のおもちゃは、kaz*さんがプロデュース。100個のカラフルな星形のドミノ「tanabata(タナバタ)」は、一つ一つ願いを込めて並べたドミノを倒すと“1本の流れ星になるように”と作られた。ほかにもハンバーガー型カスタネットやポテト型のマラカス、カプセル玩具、シャボン玉セット…とアイデアあふれる木のおもちゃばかりだ。
原点は大工の祖父の工房
「幼い頃、大工をしている祖父の工房に入り浸っていて、リクエストすると何でも作ってくれました」。木のおもちゃをプロデュースする原点はそこにあるという。短大卒業後、ビジュアルディスプレーなどの勉強で米NYに留学し、1年ほど現地で仕事もした。帰国後、木の玩具を作る会社に就職すると語学力を買われ海外部門の仕事を任される。そして、海外の工場を視察したときに転機が訪れた。