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【円游庵の「道具」たち】時を調理する 丸若裕俊 (5/5ページ)

2014.4.4 15:25

  • “シツラエル”カンパニー「丸若屋」代表の丸若裕俊さん=2013年6月21日、東京都台東区(大山実撮影)

 釜浅商店はなぜ、長い年月、多くの料理道具とともに釜を販売し続けているのか。それは、単に釜が店の伝統的かつ象徴的な品だからではない。私たちの食卓に欠かせないご飯をおいしくし、炊飯から食事までの一連の行為を豊かに演出する最良な道具として、必然的に提供しているのである。(企画プロデュース会社「丸若屋」代表 丸若裕俊/SANKEI EXPRESS

 ■釜浅商店(かまあさしょうてん) 明治41年創業の浅草合羽橋の道具店。良い道具には良い理があるという信条のもと100年以上料理人や道具と向き合う。道具ごとに専門のスタッフが相談に乗りながら、永く付き合える一品を紹介してくれる。包丁の砥ぎや銘入れ、道具の修理なども受けている。

 【ガイド】

 丸若屋が運営し、5月よりOPENとなるパリのショップ「NAKANIWA」にて4月7~12日まで「釜浅商店」による『日本の庖丁とその背景-EXPOSITION VENTE DE COUTEAUX JAPONAIS-』と題したプレオープンイベントを開催いたします。パリを訪れる際はぜひお立ちよりくださいませ。HP:www.nakaniwa.fr/。【問】丸若屋(電)03・3865・7801

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