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【軍事情勢】不気味な“パンダ外交” 中国の蛮性をベルギーは再看破できるか (4/6ページ)

2014.4.6 07:54

ベルギー・首都ブリュッセル

ベルギー・首都ブリュッセル【拡大】

 開戦後も、ロシア兵捕虜が虐待されている-との虚偽報道を是正する報告を発出した。

 《海戦で沈没した艦の捕虜601人が日本軍に救出された。死者2名はロシア正教に従い葬られた。司式は、日本軍がジュネーブ条約に則(のっと)り直ちに自由にした艦の従軍司祭が行った》

 百有余年後の2012年、在ベルギー中国大使がベルギー公用語・仏語の新聞に《魚釣島を中国領というのはなぜか》なる記事を投稿した。魚釣島を含め尖閣諸島は日本領土だが、記事は大使が《仏軍統合参謀本部の大佐が描いた地図をブリュッセルのギャラリー・ボルティエ通りの書店Schwildenで見付けた》ことから始まる。地図は《中国が15世紀初めには既に魚釣島を発見・管轄していた》ことを証明。以下延々と、歴史的事実を継ぎ接(は)ぎして大嘘を大展開する。もちろん《中国人虐殺》や《ヒトラーを祀る●(=鯖の魚が立)國神社》も登場するお決まりのコース。

 ただ、締めの殺し文句《第二次大戦中、留学中だった中国人女性の感動の逸話》は、ブラックかホワイトか、プロパガンダの真贋(しんがん)は判然としないが、極めて効果的な演出だった。女性が《ドイツ軍高官暗殺の報復として、ゲシュタポ=秘密警察の人質となった市民97人を、勇気と知恵を振り絞り救い出した》というストーリーだ。

欧州が続ける対中武器禁輸が、日本と米国の頭ごなしに解禁となる悪夢は直ぐそこに在る

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