≪STAP論文で不服申し立て きょう会見≫
新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文不正問題で、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)は4月8日、研究不正を認定した理研調査委員会の最終報告に対し、不服を申し立てた。申し立てでは調査委の委員を入れ替えて再調査し、捏造(ねつぞう)や改竄(かいざん)があったとの結論を撤回するよう求めた。
会見した小保方氏の代理人弁護士は「調査委は研究不正と表現方法が適切かどうかを混同している」と批判し、理研側と全面的に争う姿勢を見せた。
小保方氏は今回の問題について9日午後1時、大阪市内のホテルで記者会見し、自ら説明する予定。
調査委は(4月)1日に公表した最終報告で、STAP細胞の万能性を示すとされた画像について、小保方氏が博士論文に関連する別の実験画像から流用したとして捏造と判断。これに対し小保方氏側は申立書で「ミーティング用の資料画像を誤って使用したもので、学位(博士)論文の画像を切り張りしたものではない」と主張。悪意のない画像の取り違えとした。
改竄と認定されたSTAP細胞を作製した証拠となるDNAの解析画像の切り張りについては「実験によって得られた結果は、画像の挿入(切り張り)によって何の影響も受けず改竄に当たらない」と反論。