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【ウクライナ情勢】顔見えぬ親露派 宙浮く新政権提案 (2/4ページ)

2014.4.20 11:15

  • 【ウクライナ軍需産業】ドニエプロペトロフスク州、ハリコフ州、ザポロジエ州、ニコラエイフ州=2014年4月18日現在、※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。
  • ウクライナ・ドネツク州ドネツク(州都)、ドネツク州スラビャンスク。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。

 ロシア外務省も18日の声明で、武装解除は右翼セクターなど政権側組織が先だとの見解を表明した。4者合意の解釈をめぐり、双方の隔たりが明白になりつつある。

 ウクライナ東部各地で公的施設の占拠を続ける親露派には、ウクライナ新政権が18日に提示した解決案を受け入れる兆しはない。

 新政権の提案は(1)財政など地方への大幅な権限委譲を含む憲法改正(2)ロシア語の地方公用語化(3)親露派が投降する際の不処罰-など。4者合意にも沿った内容だ。同時に譲れない線として「ウクライナの一体性」を挙げた。譲歩を示した上で、独立やロシア編入に突き進む「クリミア化」だけは阻止する。新政権は手の内を隠すことなく、親露派の取り込みに躍起だ。

 これに対し親露派は「要求が受け入れられるまで占拠を続ける」と主張する。だが、広範な自治権を持つ連邦制移行で十分なのか、独立を求めるのか、ロシア編入を望むのか、要求の「最終目標」は共有されていないのが現状だ。

 しかも親露派には全体を統一し、指針を示す「代表」が不在で、意思決定の手段もない。背後に姿がちらつくロシアは公式には介入を否定しており、新政権からすれば対話の相手がいない状態が続いている。

露、軍需を依存 影響力維持に躍起

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