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中国・蘭州、水道水汚染で大パニック 水への不安、高まる政府不信 (4/4ページ)

2014.5.2 12:00

  • 中国・甘粛省蘭州市

 内陸部の地方政府には財政的ゆとりがないため、化学工場や水道事業者に対する監督・監視体制が他の都市と比べて不備だといわれている。北京や上海などの都市部では、水道事業の安全性を保証できる設備を十数年ごとに更新しているが、蘭州のような街ではまず無理とされる。

 ある中国人ジャーナリストによれば、水道水が汚染されている危険がある都市は蘭州だけではなく、長春、貴陽、西寧など多くある。

 今回の原油漏れ事故を起こした石油工場が納める税金は蘭州市の主な収入源の1つとなっており、多くの雇用も創出しているため、事故を起こしたことを理由に生産停止を命じることはなかなか難しいという。

 清華大学の張暁健教授は中国メディアの取材に対し、蘭州市における水道水汚染が「想定内のことで、いつどこでも起こりうる事態だ」と話した。

 中国の環境問題の深刻さは以前から国際社会から指摘されているが、その中でも、発展が比較的遅れている内陸部にしわ寄せが行き、さらに深刻な状況になっている。(中国総局 矢板明夫(やいた・あきお)/SANKEI EXPRESS

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