クールビズ初日を迎えた5月1日、日本列島には南から暖かい空気が流れ込み、東京都心では最高気温24.5度を観測。街角では上着を手に持って歩くひとの姿が目立った=2014年5月1日、東京都渋谷区(寺河内美奈撮影)【拡大】
認知度9割、堂々と実践
東京・霞が関の環境省は、雨上がりの蒸し暑さもあって大半の職員が軽装で出勤。クールビズを担当する国民生活対策室の藤本なな絵係長は、ピンクの沖縄の開襟シャツ「かりゆしウエア」姿で「昨日までは黒や紺の重い色の服装が多かったが、今日から職場が明るくなった」と話した。
環境省は「戸惑いがあった当初に比べ、最近は堂々と実践できるようになった。国民の認知度も9割を超え、特に真夏日には温室効果ガスの削減効果が上がる」としている。6月から9月まではアロハシャツやポロシャツなどさらに涼しい服装を認める「スーパークールビズ」の期間となる。
クールビズは2005年にスタート。半袖スーツの印象が強い「省エネルック」に代わる愛称を公募、選定した。当初は6月からだったが、東日本大震災が起きた11年からは電力不足に対応するため1カ月繰り上げた。
愛称選びに加わった漫画家、弘兼憲史さん(66)は「ここまで定着するとは思わなかったが、政財界のトップがネクタイを外し始めた影響が大きい」と指摘。「日本は暑くて湿気が多い。私の漫画の主人公、島耕作も夏はノーネクタイで、おしゃれなシャツ姿だ」と話している。(SANKEI EXPRESS)