≪ハイライトが入るとおいしそうに見える≫
内蔵のフラッシュを使わないことは基本です。逆光やサイド光の方が柔らかい光なので、被写体が立体的になります。「おいしそう」に見せる最大のコツは「ハイライト」の入り方です。食べ物のツヤをみせる光った部分をハイライトと呼びます。おいしそうに見えないのはなぜだろう?と思ったことがあると思いますが、それはハイライトが全く入ってない状態の写真かもしれないですね。ドーナツの上に蜜がかけられていましたので、光沢感が出ます。何カ所かピカピカと光っていて、とてもおいしそうな写真になりました。
【Data】
・カメラ Canon EOS Kiss X5
・絞り 5.6
・シャッタースピード 1/4
・ISO 200
※アートフィルター有 トイカメラモード
≪地味な主役は脇役に色味を≫
主役と脇役を決めます。この写真の場合、主役はハート形のパンです。背景には脇役となるフルーツを置いてみました。パンは色味が地味なので、フルーツなど色のある脇役の方がお互いを引き立ててよいですね。人がいる気配もぬくもりがあり、さわやかな朝の雰囲気を演出した写真に仕上がりました。
【Data】
・カメラ Canon EOS Kiss X5
・絞り 5.6
・シャッタースピード 1/40
・ISO 200