ウクライナ・ドネツク州スラビャンスク【拡大】
スラビャンスクを拠点とする武装勢力は、欧州安保協力機構(OSCE)の監視団メンバーを「ウクライナ(暫定政権)のスパイがいる」との理由で拘束し、治安部隊要員も「捕虜」などとして身柄を押さえていた。
ウクライナ内務省は武装勢力の指導者について、モスクワ出身のロシア人で2月下旬にモスクワから南部クリミアへ渡航、集団を組織してスラビャンスクに移動してきたとしている。
ウクライナ暫定政権のオレクサンドル・トゥルチノフ大統領代行(50)は1日、徴兵制復活の命令に署名した。「現実的、潜在的な脅威」への対処を理由に挙げており、ウクライナ軍の早急な補強を図るとしている。
ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は2日、軍事作戦を展開する暫定政権を非難するとともに、OSCEの監視団の解放に向け、スラビャンスクに派遣した特使と連絡が取れなくなっていることを公表した。