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腐敗深刻 ウクライナ暫定政権にも圧力を (3/4ページ)

2014.5.3 15:10

  • ウクライナ・ドネツク州ドネツク(州都)、ドネツク州スラビャンスク。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。
  • 作家、元外務省主任分析官の佐藤優(まさる)氏=2011年5月19日、東京都新宿区(大西史朗撮影)

 経済支援を必要最低限に

 米国の対露制裁は、典型的な戦力の逐次投入に陥っている。プーチン政権に本格的な圧力をかけるためには、ロシアからの天然ガス、石油の輸入禁止措置を取るしかない。ヨーロッパ経済は大打撃を受けるが、これ以外にウクライナ問題の変更をロシアに迫る非軍事的措置はない。ロシアは、米国のオバマ政権にはそこまで踏み込む腹がないと軽く見ている。

 日米首脳会談後も、ロシアの安倍政権に対する評価は変化していない。クレムリンは、日本の対露制裁が常に米国、EUの後で行われていることに注目している。この順番が変わらない限り、プーチン政権の安倍政権に対する信頼感に変化はないと思う。ただし、ウクライナに対する日本の経済支援については要注意だ。日本の支援を利用して、ウクライナが武器購入や傭兵の確保などを行うならば、ロシアは態度を硬化させる。

ウクライナ現政権 腐敗体質は深刻

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