■タイの政治対立 2006年9月に当時のタクシン首相がクーデターで追放されて以降、地方の貧困層中心のタクシン派と、都市部のエリート層や中間層が中心の反タクシン派が対立。反タクシン派は08年、タクシン派政権打倒を掲げバンコクの首相府や空港を占拠した。反タクシン派のアピシット政権が発足すると、今度はタクシン派が10年に繁華街を一時占拠。11年にタクシン氏の妹のインラック政権が誕生。国外逃亡中のタクシン氏帰国に道を開く恩赦法案がきっかけで反タクシン派の大規模抗議行動に発展。インラック首相は昨年(2013年)12月に下院を解散したが、反政府派の妨害で総選挙が無効となり、対立は泥沼化している。(共同)
【タイ政治混乱の主な動き】
2013年
11月1日 下院が国外逃亡中のタクシン元首相を対象に含む恩赦法案の先生案可決
11月4日 最大野党民主党が恩赦法案反対のデモ
11月25日 デモ隊が財務省を占拠
11月30日 デモ隊と政府支持派が衝突。死者3人