サイトマップ RSS

「ジョージ王」 300年の時を経て脚光 イギリス (2/5ページ)

2014.5.14 18:45

ジョージ1世の肖像画=2014年4月7日、英国・首都ロンドン(内藤泰朗撮影)

ジョージ1世の肖像画=2014年4月7日、英国・首都ロンドン(内藤泰朗撮影)【拡大】

  • 見事な装飾が施された日本製とみられる飾り棚も展示されていた=2014年4月7日、英国・首都ロンドン(内藤泰朗撮影)
  • 英国・首都ロンドン

 会場にはこのほか、王族の肖像画や肖像を描いたブローチといった華やかな装飾品のほか、巨大なオルガン時計、日本から輸入したとみられる漆塗りの飾り棚、色とりどりの食器が展示されていた。

 そんな文化的暮らしをしていたジョージ1世は、ドイツ・ハノーバーの選帝侯だった。英国では当時、カトリック教徒を敵視し、王位に就くことを禁じる法律(王位継承法)が制定されたため、アン女王(1665~1714年)の死去に伴って女王の遠い親類に当たるプロテスタント教徒のハノーバー選帝侯が選ばれたのだ。

 英国王になっても、英語が話せず、ドイツなど大陸にいることが多かったため、英国内の政治は内閣に任せきり。「国王は君臨すれど統治せず」という英国の立憲君主制はくしくも、外国人の君主が定着させたことになるという。

 「敵国」ドイツ隠し

 ただ、ジョージ1世は、言葉の問題に加え、守備隊長と浮気したゾフィー王妃(1666~1726年)と離婚、32年間も王妃を城に幽閉したことなどから英国民には人気のない国王だった。それが、ジョージ王の展示がバッキンガム宮殿で初めて開催されるほどに変わったのはなぜなのか。そこには、やはりドイツの影がちらついている。

次ページタイトル

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ