佐藤弁護士によると、片山被告と午前10時前に記者会見について電話で打ち合わせをした後、捜査当局の動きについて報道があり、午前10時過ぎにも2回、電話でやり取りをした。被告は驚いた様子で、病院で胃の検査を受ける予定をキャンセルして弁護士事務所に向かうと言っていたが、その後、何度電話しても通じなくなったという。
記者会見で佐藤弁護士は、「(不審な行動をしていたとされる)(5月)15日の行動について正々堂々、説明すればよいだけのことだ」と語気を強め、片山被告がメールを送ったとする捜査当局の見方を否定。一方で、片山被告の次回公判が22日に予定されていることに触れ、「公判に出頭しなければ保釈取り消しの理由になる」と、顔を曇らせる場面もあった。