安倍晋三首相(59)は5月30日午前、北朝鮮が拉致被害者らの全面的な再調査の実施を受け入れたことについて「固く閉ざされていた拉致被害者救出の交渉の扉を開くことができた。北朝鮮が約束を実行するように強く促したい」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。
これに関連、菅義偉(すが・よしひで)官房長官(65)は記者会見で、北朝鮮の特別調査委員会による調査期間に関し「1年を超えることはないだろう」との見通しを示した。
調査期間は合意文書に盛り込まれなかったが、菅氏は「日朝の交渉で、わが国から『だらだら時間をかけるものではない』と主張し、向こうも『そういうものではない』という話を受けている」と説明した。
再調査の結果に関しては「日本は、日本なりの情報を持っている。違うことがあれば、当然主張し、対応してもらう」と述べた。