実効性どう担保
家族らによると、日本政府が再調査開始時点で日本独自の経済制裁を解除する方針であることに対し、家族から「北朝鮮の調査の実効性をどう担保して判断するのか」という意見が相次いだという。
有本恵子さん=拉致当時(23)=の父、明弘さん(85)は「説明を聞いて向こう(北朝鮮)の態度がこれまでとは違うという感じもした」と期待を示したが、「ほごにされる危険があるので、調査内容次第では協議を白紙に戻す覚悟で臨んでほしい」と求めた。
≪増元事務局長「制裁解除は検証してから」≫
日朝両政府で合意した拉致被害者の再調査について、拉致被害者、増元(ますもと)るみ子さん=拉致当時(24)=の弟で、家族会事務局長の照明さん(58)=が5月30日、産経新聞社のインタビューに答えた。
――再調査合意の感想は
「ストックホルムの日朝協議直後は合意に至らなかったという話で、『またか』と思ったが、(翌日に合意して)『そこまでいったか』と歓迎している」