――政府には今後何を求めたいか
「スピード感をもって北朝鮮との交渉にあたっていただきたいと思っている。1年も2年も同じ状況が続くとたまらない。今年中には拉致被害者何人かの帰国を実現し、全面解決への道筋をつけてもらいたい」(SANKEI EXPRESS)
■増元るみ子さん拉致事件 増元さんは1978年8月12日、交際中の市川修一さん=拉致当時(23)=と一緒に「夕日を見に行く」と鹿児島県日置(ひおき)市の吹上浜に出かけ、行方不明になった。その後、2人が北朝鮮工作員に拉致された疑いが強まり、警察当局は拉致事件と断定して捜査を進めている。2002年9月17日の日朝首脳会談で北朝鮮は2人の拉致を認めたが、「死亡」と説明。ただ、北朝鮮の説明内容や「証拠」とされる書類に不自然な点が多く、日本政府は他の拉致被害者とともに即時帰国を求めている。